子どもの自立を促すひと言

子どもが問題を抱えた時の対応

【A】子「(ころんで)うぁーん」
   親「痛くない、痛くない、立って!」

【B】子「(ころんで)わぁーん」
   親「急にころんで、びっくりしたね」

子どものために良かれと思い、【A】のように声をかけがちです。
一方、【B】のように声をかけると、子どもは親に分かってもらえて安心し、自分で考えようとしやすくなります。
日常的に、このような声がけをすると、子どもの思考力を引き出し自主性が育まれていきます。
【B】のような対応は「能動的な聞き方」と呼び、講座で学ぶことができます。

 

親が問題を抱えた時の対応

【A】親「お弁当箱、さっさと出して!」

【B】親「カラのお弁当箱が出ていないと、翌朝すぐに詰められなくて、忙しい朝に困るの」

多くの親は【A】のように、子どもに命令しがちです。子どもを躾けたい、という親心から。
一方、【B】のように親がなぜ困っているかを伝えると、子どもは自主的に行動を変えやすくなります。
【B】のような対応は「わたしメッセージ」と呼び、講座で学ぶことができます。